こんにちは。BUYMA歴10年目に突入しました!
BUYMA兼業主夫のTanakaです。
今回のテーマは、ズバリ著作権問題です。
※2023年から著作権問題は無視できないBUYMAの超重要事項になります。これを知らずにBUYMA活動を始めるのはとても危険。こちらの記事をよく読んで、しっかりとした知識と対策を身につけましょう。
BUYMAの著作権問題について
著作権、あなたもどこかで聞いたことのある言葉だと思います。
でも普段の生活の中で、特に意識することはないですよね。
著作権とは、その著作物を保護するための権利なのですが、具体的な範囲については以下の引用を参照してください。
日本弁理士会 https://www.jpaa.or.jp/intellectual-property/copyright/
著作権は著作物を保護するための権利です。
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
著作権は、何かしらの意図を表現したものなので、かなり広範囲にわたります。
そして、当然ですがみなさんが普通に使っている「商品画像そのもの」にも著作権があります。
さて、質問です。
あなたは、普段出品をする時、どうやって画像を用意していますか?
ブランド公式サイトと、セレクトショップ。それから、Instagramのオシャレな写真を使っています。
はい、それ全て著作権侵害になる可能性ありです!
著作権問題は昔からありましたが、、、
何気なく使っている画像に、著作権侵害の危険性があるなんて。。。
BUYMAは無在庫販売が認められているプラットフォームなので、どうしても手元に商品のないものを出品するケースが増えますよね。
2024年1月時点で、BUYMAの出品数は約500万件ありますが、そのうち「手元に在庫あり」として販売しているものはそのうちの59万件。全体の12%。
つまり、9割程の商品は手元に商品がない状態での出品になります。単純に考えても過半数の出品は著作権トラブルを抱えていることになります。
ではなぜ、これまではそこまで著作権問題がクローズアップされてこなかったのでしょうか?
理由はいくつか考えられますが、僕が考える理由は大きく3つ
BUYMAを運営している「株式会社エニグモ」は、東京証券取引所プライム市場(旧市場第一部)に上場しています。
プライム市場には、トヨタ自動車、ソニーグループ、UR東日本、三菱電機、キャノンなど、
日本を代表する大企業が上場しています。これはすごいことですよね。それらの企業と比較されるわけなので、当然社内コンプライアンスを意識する必要があります。
「うちの会社は、著作権侵害のトラブルが絶えなくて、、、」なんて噂が立ったら、それこそ信用問題ですよね。
エニグモの株主総会に参加しましたが、参加される株主の皆さんはあまり著作権問題についての認知はしていないようでした。
総会中も特に株主からの質問、エニグモからも著作権関連に関する報告はありませんでしたが、エニグモの大株主はおなじプライム上場のソニーグループ。
おそらく、大株主の意向も含めた会社側の判断なのかなと思います。
2つ目は、インターネットインフラの拡大とBUYMAユーザー増加により、必然的にブランド側にも認知度が広がったのかと思います。
僕もブティックで店員さんと話をすると、
「(国内完売ですが)もしかすると、BUYMAに売っているかもしれません」と言ったアドバイスをいただくことがあります笑
加えて、BUYMA英語版(海外のお客様に販売するサービス)の拡大もあり、海外に本社のあるブランド側にも広くBUYMAサービスが認知されたものと思われます。
著作権の取り締まりが厳しいブランド・サイト
2024年1月現在、僕が確認している範囲ですが著作権の厳しいブランドをいくつかシェアします。
※僕の知る限りでこれまで著作権トラブルのあったブランドを掲載しています。最新の情報は常に変化しますのでご自身でも情報収集のアンテナは立てておきましょう。
著作権の厳しいブランドは、、、
Acne
Alexander Wang
Anya Hindmarch
Burberry
Celine
Chrome Hearts
Coach
Dior
Givenchy
Hermes
Kate Spade New York
Loewe
Louboutin
Max Mara
Miu Miu
Moncler
Mulberry
Prada
Stone Island
Swarovski
Tiffany
Valentino
Valextra
…etc
。。。多すぎますよね(汗)今後もどんどん増える可能性ありです。
一言でざっくりまとめると
「BUYMAで人気のハイブランドは大体アウト。もしくは今後アウトになるかも」
ということになります。これからBUYMA活動をしていくなら、著作権対策は「必須」になります。
次回の記事では、著作権問題にどう向き合っていくか?を一緒に考えてきましょう。
記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
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