「クラウドワークスで募集してもBUYMA出品外注さんが集まらない」と嘆く前に最低限これだけは確認しておきたいこと

こんにちは。専業主夫「えっけぇ」ことTanakaです。


今回は
「クラウドワークスで募集してもBUYMA出品外注さんが集まらない」と嘆く前に最低限これだけは確認しておきたいこと
というタイトルでお話を進めていきます。

実はタイトルそのままの質問を
これまでに100回以上されてきました。
なので、一度きちんと記事にしておこうと思います。

先に結論をお伝えしていきますと、ポイントは全部で5つあります。

  1. 実際に自分が応募したいと思える募集内容になっているか?
  2. 多分あなたの応募・・・埋もれてます。
  3. ターゲットをしっかりと設定していて、その方たちの目にしっかり届いているか?
  4. 差別化が大事。差別化できていないと選ばれない
  5. 募集文に完成形はない。常にフィードバックをかけていく

それではひとつずつ見ていきましょう。

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~おさらい~なぜ外注化が必要なのか?

その前にこれまでの話のおさらいをしたいと思います。

このブログでは、BUYMAの中でも主に「外注化」のお話をメインにしています。
では、なぜ「外注化」が必要なのかということについて、改めてお話します。

まず、「1人でBUYMAをやるには限界がある」ということ。
1日は24時間しかありません。
出品から仕入れ、発送、問い合わせ対応、メンテナンスと、
一人でBUYMAの全てをやろうとしたら、
たとえ24時間あってもとても足りません。

そもそも、ほとんどのBUYMAプレイヤーには時間がないものです。
これまで何百人とコンサルしてきた僕の知る限り、
多くが主婦の方や、本業があって終業後にBUYMAをしている方たちです。
家事や育児や本業があるので、
一日5時間もとれない方がほとんどです。

そんな中で売り上げを上げるためには、限界を超える必要があります。
そのための方法として
・組織化を進める
・作業ツールをそろえる

の2つがあります。

「組織化を進める」のがいわゆる外注化で、
・作業スタッフを増やす
・仕事を分担する

ということが挙げられます。

「作業ツールをそろえる」とは
パソコンスペックをあげて処理速度を速めたり、
プログラムをプロに作ってもらって、作業効率を上げたりする
ことです。

後者はお金がかかるので、
まずは組織化を進めることから始めて、
余裕ができれば
作業ツールをそろえるといいかと思います。

外注さんが集まらない!

それでは、「なぜ外注さんが集まらないのか」という問題について見ていきましょう。

そもそもなぜ集まらないのか?

考えられる原因として一番多いのは
募集文を作るだけ作って、
「なぜ集まらないのか?」の理由を考えないということ

「集まらない」というところで思考が停止してしまっているのです。
まずは、集まらない理由をしっかり考えないといけません

次に
市場をしっかりリサーチしていない、ということです。
例えばクラウドワークス上で、自分以外の募集がどういう内容なのか、
そもそも調べていないのです。
特に、応募がたくさんきている人気の案件の内容をチェックしていない、
自分の感覚で作成しておいて、人が集まらなくて困っている、という方が多いです。

三つ目は
相場と大幅にずれている、ということです。
どんなにいい内容だったとしても、
賃金が安すぎたり、作業内容が他の募集と明らかに異なっている、などです。
この内容の仕事をしたい、と思っている人に選ばれない内容になっていることが原因です。

この三つを修正していけば、
アクセスも集まりますし、
応募する方も増えてくると思います。

具体的にはどうする?

BUYMAの外注はクラウドワークスで募集することが多いので、
クラウドワークスを例にお話していきます。
ほかの媒体でも、基本的には同じです。

まずは、自分が応募する側だとしたら、
どんな募集に応募したいのか?ということをイメージしましょう。

そして、応募する際にどうやって検索するのか
そういう手順で、どういうワードを入力するのか
しっかりと分かっているのかが大事です。
ここを分かっていない方が非常に多いです。

そもそも、クラウドワークスにはBUYMAの出品業務の募集はものすごい数があります。
「BUYMA 出品」で検索しても 700件以上あります。
その中で選ばれるような募集をしなければいけません。
自分が募集したい案件が、市場にどれだけ出回っているのか、
どういう募集文が出ているのか、

しっかり確認することが必要です。

これだけ案件があると応募者は選び放題・比べ放題になります。
普通に掲載しても募集は集まりにくいことになります。
この事実をしっかり認識しているかが大事です。

選ばれるためにやるべきこと

では、その中で「選ばれるためにやるべきこと」をまとめていきます。

ターゲットの設定

まずはターゲットを設定します。
そもそも、どんな人を集めたいか?というのがはっきりしていない方が多いです。

性別 
年齢 
家庭環境(結婚しているか、お子さんがいるか)
お仕事しているか(正社員、パート)
希望報酬

ほかにも、これまでの仕事の経歴やスキル、趣味やライフスタイルなど、
いろいろな要素があります。
まずは、あなたがどんな人を集めたいのか、
しっかりと決めてから募集をしましょう。

ターゲットが集まる媒体を探す

次に、ターゲットが集まる媒体を探します。
媒体には大きく分けて、オンラインとオフラインがあります。

オンラインには

クラウドワークス
ランサーズ
@soho
SNS(facebook、mixi)

などがあります。

最近は様々なサービスがありますので、
自分がほしいターゲットが集まっている媒体で募集をかけるのもいいと思います。

オフラインだと

タウンワーク
ハローワーク

があります。

オフラインは報酬が高めになりますが、
オンラインに比べてお仕事としてしっかり取り組んでくださる方が見つかる傾向にあります。

選ばれるためには?何が必要?

それでは、応募者に選ばれるために必要なことについて
4つの点から見てみましょう。

報酬

一般的には、報酬は高い方が有利になります。
ただ、相場はある程度きまっていますので、
そこまで差別化ははかれないかと思います。

全く同じ内容の案件だったら、
報酬が高い方が集まりやすいのは間違いないです。

作業内容

楽な作業なのか、それとも大変だけどやりがいがある仕事なのか。
これによっても、ターゲットの属性が変わってきます。

納品期限 

期限が短い、いわゆる「急募」というものは、
報酬が高くなりがちですがすぐやってくれる方が集まりやすいです。
毎日コツコツ作業してくれる方がいいという場合は、
逆に期限を延ばして余裕がある設定をしてみる必要があります。

納品数 

例えば、10品、20品など少しずつ小出しでお願いする場合は
作業が早く終わり、報酬確定が早くなります。
在宅で空き時間にちょこちょこ作業する方にとっては魅力になります。
半面、報酬は安くなるデメリットはあります。

反対に、一括でまとめて500品や1000品ごとなどだと
時間がかかる半面、トータルの報酬が高くなります。

差別化してますか?

ここまでお話した内容は、最低限確認が必要な内容です。

そもそも、ライバルと全く同じ条件の場合
差別化ができていないと
応募者優位となって、選ばれにくくなってしまいます。

 
ではどうすればよいのか、という話ですが、
見せ方が大事になります。

例えばAppleを例にお話します。
Appleユーザーはスペックで比較して製品を選んでいるというわけではありません。
その世界観や使いやすさ、使う事による未来の見せ方というもので
Appleユーザーは心をつかまれているのです。

同じように、スターバックスの例では、
お客は価格では商品を比べないところがあります。
商品の味や値段以外の付加価値の部分で勝負をしています。

このように、
ライバルと全く同じ基準では勝負をしない、という方法もあります。

もちろん、差別化できるところがあればどんどん出していくのも大事です。
Appleでいえばスペックをどんどん上げていくのもよいし、
スターバックスが価格で勝負してもよいのです。

応募者の精度を上げよう

ここまでの内容をひとつひとつこなしていけば、
おそらく応募はくるかと思います。

ただ、こちらの希望するような方から応募がくるとは限りません。
そこで、応募者の精度もどんどん上げていけたらさらに良くなります。

実際に応募者に聞く

では、どうすればよいかというと、
一つ目は、実際に応募者に聞くということです。

応募してくれた方に、
どうしてうちの応募にきてくれたのか、ということを聞いてみるとよいでしょう。

きっかけとしては
・スカウトメール
・キーワード
・タイトル
・文章の見た目
・評価
などがあります。  

これらは自分で考えてもわからない部分なので、
実際にきた方にフィードバックしてもらえると
新しい発見があります。

また、検索して700件以上が出てくるなかで、
どうしてうちを選んでくれたのか、
その理由を聞いてみるのもよいと思います。

その理由がライバルとの差になりますし、アピールポイントにもなります

応募者はおそらく、すべての募集を見ているわけではないでしょう。
掲載の1ページ目を見ていた、期限で絞り込んだ、価格で調べた、
キーワードで検索した、など
きっかけはいろいろだと思います。
それらの中で、自分が優れていた点をピンポイントでいいので洗い出していけたらよいでしょう。

人気の応募をTTPする

TTPとは「徹底的にパクる」という意味です。
市場の中で、自分の募集文が一番、ということはまずありません。
特に初心者は、下位からのスタートになります。
人気のある募集の応募文を徹底的にパクっていきましょう。

もちろん嘘をかいてはいけませんので、
パクれる部分、真似できる部分は参考にさせていただく、ということです。
人気がある=応募者に受け入れられやすい、のは明らかです。
特に初心者のうちは上手なお手本を参考にするようにしましょう。

フィードバックは大事

これらに共通する点として
フィードバックを繰り返していくことが大事です。
応募してくれた人の意見から常に改善点を吸い上げること。
時期によって上位にあがる募集文も変わってきますので、
新しい情報を常にフィードバックしていくことが重要です。

今回説明したことは、どれも単純なことで
中級者以上の方は皆さん基本的にやっていることです。

ただ、今回のテーマで悩んでいる方は
今日挙げたことのどれか、もしくはほとんどが欠けている場合が多いです。

まず、ひとつひとつ確認しながらクリアしていってくれればいいかなと思います。

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