キャンセル率を抑えるための在庫戦略について

こんにちは。BUYMA歴11年目に突入しました!
BUYMA兼業主夫のTanakaです。

「買い付け成功率」に悩まされているショッパーさんへ

無在庫ショッパー最大の問題は、買付成功率(キャンセル率を上げないこと)。

Stock shelves for electric train parts

誰もが考える対策は、在庫メンテナンスだと思いますが、

大量出品の無在庫ショッパーは大変です。

BUYMAは最大5000出品。大量出品をしていると、毎日5000品の在庫メンテナンスをしなくてはいない??

メンテナンスだけで一日終わってしまいますよね。

「買い付け成功率を上げるためには、そもそもキャンセルを出さない。」

と言った考え方にとらわれてしまうと、BUYMAの強みである無在庫販売がやりにくくなってしまいます。

全ての出品メンテなんて、絶対無理です。

そもそもの発想を変えて、
「キャンセルを出しても、買い付け成功率を下げない方法。」
について考えていきましょう。

それはズバリ、「手持ち在庫を並行して売る。有在庫戦略のミックス」です。

つまり、キャンセル率が響かないように、

それ以上に在庫をたくさん売れば良い。と言った考え方ですね。

BUYMAのトップショッパーさん達の買い付け成功率を見ると、ほとんどが95%以上をキープしています。


出品数が数千件もあり、毎日のお取引件数も多いですよね。
これ、無在庫販売で考えたらあり得ない数字です。
つまり、在庫を並行して売りながら買い付け成功率を下げない施策をしているわけですね。

買い付け成功率をキープするために在庫を売るって、
なんかずるいような。。。


キャンセル率薄めのための在庫販売は、トップショッパーが普通にやっていることなので、何ら悪いことではありません。
これがNGならとっくに規制がかかっている筈です。

有効な戦略の一つとして考えていただければと思います。

確かにそうですね!戦略と考えれば気が楽ですね。

初心者から中級者・個人ショッパーがすぐ実践できるキャンセル率薄めのための在庫販売戦略

大前提として、トップショッパーさんの売っている在庫は、参入障壁が高く真似できません。

卸仕入れや、超VIPを駆使して仕入れていますので、個人ショッパーは太刀打ちできません。

とは言っても、絶望する必要あはありません。

大事なのは、トップショッパーと同じものを売ることではなく、

在庫を並行して売って買い付け成功率をキープすることです。

次に、おすすめの在庫戦略を2つ紹介します。

①低単価商品の薄利多売を「自動化して効率を上げる」手法

まず一つ目の戦略は、低単価在庫の薄利多売戦略です。

この方法は、リサーチが比較的簡単で初心者でもすぐに実践でき、何より単価が安いので大量に仕入れることができます。

短期間に大量に販売することで大幅に買い付け成功率を改善させることができます。何より、資金に余裕のないショッパーでも実践できるのがメリットです。

商品単価が安いなら、私でもたくさん仕入れられそう!

反面、ライバルが多く価格競争になりがち。また、1つ販売しても利益がほぼ見込めないのでボランティア状態になる、配送業務で1日が終わってしまう可能性があるのがデメリット。

例えば、ロンハーマンのハンカチのように非常に安価な商品を取り扱う場合、時給換算すると。。。しないほうがいいです。

自分で配送処理をするのは非効率です。

これらの商品は誰でも手軽に購入できるため、価格競争が激しいため、個人ショッパーは手間をかけずに取引を積み上げる仕組みが必要です。

例えば、お問い合わせ、梱包、配送を完全に自動化していれば、実際に自分の手間をかけずに大量お取引件数を稼ぐことができます。

②利益を取りつつ買い付け成功率を改善する、「高利益商品を販売する」手法

二つ目の戦略は高利益商品に注力することです。

外注化の仕組みが整っていない場合、自分で利益が低い商品を何度も配送することは時間の浪費につながります。

できれば少ない配送で済ませたい。。。

そのため、1つあたりの利益が十分に取れる商品をリサーチし、在庫として持つことが重要です。

リサーチ力を鍛えれば、1商品利益数千円ほどの売れ筋在庫を探すことも出来るようになります。

例えばひと月に10個売れば在庫で利益5万円。20個売れば10万円です。

買い付け成功率をキープしながらそれだけの利益が追加で入るなら挑戦する価値はありますよね!

ただし、高利益商品を扱う際には注意が必要。

まず、リサーチに時間と手間がかかること、仕入れ金額が高くなるため在庫リスクが増えること、そして資金繰りが厳しくなる可能性があることです。

つまり、初心者さんやリサーチに不安のある方、初めて在庫販売をスタートするショッパーさんには難しい手法です。

リサーチ力がないうちはいきなり手を出さない方が良いです。

状況に応じて最適な在庫戦略を選択しよう

これらのリスクを十分に理解した上で、自分の予算やキャッシュフローに応じた計画を立てることが求められます。

はじめは売れやすい低単価帯から始めて、なれてきたら少しずつ高利益商品を扱うようにしよう

どちらの戦略にもメリットとデメリットがあります。

最終的には、自分自身のビジネスモデルや状況に応じて最適な在庫戦略を選択する必要があります。

利益率とキャンセル率のバランスを見極め、効率的な運営を目指しましょう!

ショッパーによってマニュアルの容量や種類も変わってくると思いますので、 ご自身のスタイルに合った方法を見つけてくださいね!

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