たなか主夫こんにちは。BUYMA歴13年になりました!
BUYMA兼業主夫のTanakaです。
こんにちは、たなか主夫です。
2026年9月、BUYMAの手数料について出品者向けのお知らせが届きました。
1件ごとに、定額の手数料が新しく上乗せされる内容です。
SNSでも、かなり話題になっていましたよね。
この記事でわかること
- BUYMAの新しい定額手数料(55円〜220円)の中身
- カード決済が弾かれる2つの原因
- 手数料が出品者の利益をどれだけ減らすか(価格帯別の計算)
- 手数料が2倍になる「境界線の価格」と、これからの立ち回り
先に結論を言います。
大事なのは値上げの是非ではなく、値上げの後にどう立ち回るか。
今日は、この1点に絞ってお話しします。
音声配信はこちら↓
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https://youtu.be/AIGXp3ntwmA

1件ごとに、55円〜220円が上乗せされます
お知らせのタイトルは「AI不正検知システムの導入にともなう、定額手数料の新設」といった内容でした。
AI不正検知って何だ?
ピンとこないですよね。
ざっくり言うと、クレジットカードの不正利用を防ぐ仕組みです。
怪しい決済には、自動でキャンセルがかかります。
ところが、これが効きすぎていた。
本人のカードなのに弾かれて、買えないお客様がいたそうです。
そこでAIを入れて、取引が正当かをリアルタイムで確認する。
その維持費の一部を、出品者に負担してほしい。
……要するに、値上げですね。
注意したいのは、手数料が「率」ではなく「価格帯」で決まることです。
今の成約手数料に、次の定額が1件ごとに上乗せされます。
9,999円までは、55円。
1万円〜19,999円は、110円。
2万円〜99,999円は、165円。
10万円以上は、一律220円。

適用は、2026年10月1日からの予定と案内されていました。
今回の手数料は、率ではなく「額」で決まる。
決済が弾かれる原因は、僕らショッパーではありません
そもそも、カード決済はなぜ弾かれるのか。
原因は大きく2つあります。
1つ目は、ショップ側で弾かれるパターン。
日本のカードで、日本の深夜3時に、海外の店で数十万円の注文。
普通のお客様としては、ちょっと不自然ですよね。
同じ商品の連続注文や、カードの発行地域で弾くお店もあります。
これは僕も、月に何度か経験しています。
2つ目は、カード会社側で止まるパターン。
いつもと違う国や頻度で決済すると、不正を疑われます。
弾かれたら、まずカード会社に連絡してみてください。

どちらも、原因はショップかカード会社です。
僕らショッパーには、何の責任もありません。
……なのに、払うのは僕らなんですよね。
原因は外にあるのに、請求は内に来る。
エニグモは「受注率10〜15%改善」と言っています
BUYMAを運営するエニグモによると、受注率が10〜15%改善する見込みだそうです。
月30万円の利益なら、プラス3〜5万円。
素直に受け取れば、うれしい話です。
でも、ちょっと待ってください。
10〜15%改善するということは……。
「これまで100件に10件以上、取りこぼしていたってこと?」
それはそれで、なかなかのザル具合です。
……これ以上言うと怒られそうなので、やめておきます(笑)
お知らせには、システムの中身がほとんど書かれていません。
完全にブラックボックス。
分かっているのは、1件ごとに手数料が増えることだけ。
利益率20%で計算すると、1,000円の商品は利益の27.5%が消えます
ここからが本題です。
この手数料は、商品価格ではなく「利益」で見てください。
「たなかさん、御託はいいので、実際いくら減るんですか?」
利益率を20%と仮定して、計算してみます。

10万円の商品は、利益2万円に220円。利益の1.1%です。
3万円の商品は、利益6,000円に165円。2.75%。
9,999円の商品は、利益約2,000円に55円。これも2.75%。
5,000円の商品は、利益1,000円に55円。5.5%です。
1,000円の商品は、利益200円に55円。
利益の27.5%。
4分の1以上が、手数料で消えます。
500円の商品なら、利益100円のうち55円。
半分以上が持っていかれます。
しかも、利益率20%を超えるショッパーさんは多くありません。
利益率10%なら、この数字は全部2倍。
手数料は、商品価格ではなく利益で見る。
薄利多売のショッパーほど、月8万円が消えていきます
いちばん厳しいのは、低単価を高速で回す在庫型のショッパーさんです。
たとえば、1,000円の商品を利益率20%で売っている方。
1件の利益は200円です。
月30万円の利益なら、月1,500件の受注。
そこに55円ずつ乗ると、毎月8万円以上のコスト増です。
利益は30万円から、約22万円へ。
受注が10〜15%増えても、焼け石に水ですね。

もう1つの落とし穴が、境界線の価格です。
9,999円なら55円、1万円なら110円。
1円違うだけで、手数料が2倍。
9,998円や19,998円のような値付けは、一度見直してみてください。
薄利から抜け出す考え方は、「忙しいのに利益が薄い…」を脱却するニッチ戦略でも書いています。
逆に、高単価の商品が中心なら追い風かもしれません。
上限は220円なので、利益の1%ほどで済みます。
……と言いたいところですが、それは建前で(笑)
本音は、受注はたぶんそんなに増えない。
利益が1%減るくらいかな、と思っています。
1円の値付けで、手数料は2倍になる。
ルールが変わっても利益が残る構造を、先に作りましょう
今回の改定を一言でまとめると、単純な値上げです。
しかも額が固定なので、低単価ほど風当たりが強い。
正直、思うところはあります。
低単価を押し進めてきたのは、BUYMA自身ですからね。
でも、文句を言っても始まりません。
プラットフォームのルールは、急に変わります。
以前書いたBUYMA新ルールで出品者の責任が重くなった話も、同じ流れです。
僕らには、止められない。
できるのは、自分の戦略がどう影響を受けるかを確かめること。
そして、ルールが変わっても対応できる構造を先に作っておくこと。

あなたの受注のうち、1万円未満は何割ありますか?
まずは、そこから数えてみてください。
振り回される側ではなく、改定後も利益を残せる側へ。
よくある質問
Q. BUYMAの新しい定額手数料はいくらですか?
商品1件ごとに、価格帯に応じて55円〜220円です。9,999円までは55円、1万円〜19,999円は110円、2万円〜99,999円は165円、10万円以上は220円と案内されていました。
Q. どんな出品者に影響が大きいですか?
額が固定なので、低単価の商品を薄利で大量に売る出品者ほど影響が大きくなります。利益率20%の場合、1,000円の商品では利益の27.5%が手数料になります。
Q. 手数料の新設に向けて、出品者は何をすればいいですか?
まずは自分の受注のうち、1万円未満が何割あるかを数えてみてください。9,999円と1万円のように手数料が変わる境界線の価格も、一度見直すのがおすすめです。
それではまた次回、お会いしましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
外注化や仕組みづくりは、一人だと遠回りになりがちです
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